「オペラ座の怪人」
やはりイチオシはアンドリュー・ロイド=ウェバーの2004年版。
今年で20周年ということでつい最近再上映されていました。
もちろん劇場に観に行きましたがなんと言っても音楽が圧巻で
この映画こそ劇場で観なければもったいない作品だと改めて感じました。
音楽の素晴らしさはさることながら、映像も美しくキャストの歌がまた素晴らしくて
冒頭のシャンデリアがよみがえっていく始まり方なんて天才的です。
何度も観た映画ですが、歳を重ねるにつれてやはり見方や感じ方は変わるものだなと。
昔は、クリスティーヌとファントムくっつけ!なんて浅はかな見方をしていましたが
クリスティーヌはちゃんとファントムのことを想ってくれたんだと感じるようになりました。
しかしファントムの境遇を思うと涙が止まらず
映画が終わって場内が明るくなったとき泣いていたのは私だけで非常に恥ずかしかったです。
劇中クリスティーヌがファントムにもらったバラを落としてラウルを選ぶシーンは
ファントムの気持ちになってグサッときました。
ラストではクリスティーヌのお墓に指輪のついたバラが供えてありましたが
ファントムの愛は永遠にクリスティーヌに向けられていたんだと思うと切なくなります。
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